改正著作権法について。 - 666 from 666CONNECTION
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改正著作権法について。

今年の12月30日

TPP11協定(環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定)が発効する。

「だから何?」

はい、これ著作権法が変わるんです。

その中で最も注意しなければならないのが

"123条第2項及び第3項"

今までは著作権を侵害しても「親告罪」だったから権利者が訴えなければ「お咎めなし」だった。

でもこれからは著作権侵害(一部)は非親告罪となり、権利者の訴えがなくても警察・検察は検挙出来ることになる。

「著作権侵害(一部)」と書いたが非親告罪に該当するものの概要を引用しておく。



(2)著作権等侵害罪の一部非親告罪化(第123条第2項及び第3項関係)

改正前の著作権法においては,著作権等を侵害する行為は刑事罰の対象となるものの,これらの罪は親告罪とされており,
著作権者等の告訴がなければ公訴を提起することができませんでしたが,今回の改正により,著作権等侵害罪のうち,以下の全ての要件に該当する場合に限り,
非親告罪とし,著作権等の告訴がなくとも公訴を提起することができることとしています。

[1]侵害者が,侵害行為の対価として財産上の利益を得る目的又は有償著作物等(権利者が有償で公衆に提供・提示している著作物等)
の販売等により権利者の得ることが見込まれる利益を害する目的を有していること

[2]有償著作物等を「原作のまま」公衆譲渡若しくは公衆送信する侵害行為又はこれらの行為のために有償著作物等を複製する侵害行為であること

[3]有償著作物等の提供又は提示により権利者の得ることが見込まれる「利益が不当に害されることとなる場合」であること



コラ、文章を飛ばすな!

戻って読みたまえ。


も~っと簡単に言うと

権利者の許可なく

有償で販売されている楽曲を「原作のまま」使ったら非親告罪。

例えばMIX CDとか。

「原作のまま」ではない二次創作は親告罪ってこと。

例えばリミックスやサンプリングね。



しかしまぁ

この改正著作権法が施行されたからといって根こそぎ摘発されることはないだろう。

他人名義で携帯電話を契約・使用して「詐欺」で摘発されたり、偽名でホテルに泊まり「旅館業法」で摘発されたりする一般人はほとんどいない。

しかしごく一部の人達に対して警察は何らかの目的を持って微罪摘発を行う。

例えばマリファナや薬物を売っているラッパーやDJ。

警察が売人だと認知しているものの証拠が掴めず捜索令状を取れない場合で他に微罪摘発のネタがなければ、彼らの楽曲や作品をディグって著作権侵害を認知し捜索令状を取る。

あとはタイミングを見てガサをかけマリファナなど違法な「ブツ」を押収して塀の中へ招待する。

「んなことあるかい!」

と思うなかれ。

ここ数年、暴力団上層部の逮捕ニュースを見たらいい。

暴力団であることを隠し、

ゴルフして逮捕。

銀行口座作って逮捕。

マンション借りて逮捕。

10日20日で釈放されること承知で「大物を逮捕した」と発表したいがためだけの微罪逮捕なんて例はいくらでもある。



まぁ、大量のブツを扱っているラッパーにDJは気を付けて下さいね。



あっ

勘違いしないように言っておくけど、著作権侵害は元々犯罪で刑事罰の対象であり、今回の記事は今まで「親告罪」だったものが一部「非親告罪」になり被害者の訴えがなくても摘発されることになったって話だからね。



※法律の解釈に間違いがあれば指摘して下さい。

追記

今はYouTubeなどでは著作権侵害を発見した権利者の通報で「削除」という措置が取られているが、今後は自動プログラムによって著作権侵害の発見・削除が行われるようになるかと思いますよ。

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PROFILE

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埼玉under ground label
666CONNECTION BOSS

埼玉HIPHOPシーンで暗躍する最低で最悪な日本男児。

■イベント[666CONNECTION]主催
■イベントプロデュース、トラック制作、CD制作・販売、若手アーティストの育成などを行う。
■2014.9 1st アルバム[SAITAMA最前線]をリリース。
■2015.3 コンピレーション・アルバム[THA STREET VIBES]をリリース。

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