CDの手売りについて - 666 from 666CONNECTION

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CDの手売りについて

駆け出しのラッパーが自身の1stアルバムを手売りで半年以内に1000枚売るにはどうしたらいい?

Twitterのフォロワーが1000人いたって買ってくれるのは1000人中の5%で50人。

次にスマホのアドレス帳だ。

職場の同僚に先輩後輩、同級生に行きつけの酒場の店長。

アドレス帳に500人いたとして買ってくれるのはせいぜい10%の50人。

大手じゃないCDショップに委託で出しても50枚売れれば上等。

出演イベントの物販もあるね。

10回のイベント物販で一回平均5枚と計算しても合計50枚。

これで200枚。

まだ800枚も残っている。

さてどうする?

どこかで開催されているイベントに顔出しては顔見知りを見つけて買ってもらう。

それも50枚も売ればネタは尽きてしまう。

250枚だ。

残り750枚。

もう一度スマホのアドレス帳を見直してみる。

既に買ってくれた50人に電話だ。

「友達の友達」の開拓。

買ってくれた50人がそれぞれの友達に2枚ずつ売ってくれればこれで100枚消化。

残り650枚。

あぁ、ばら撒いたサンプル分があるから残りは550枚ってとこかな。

で次はどうする?

どうみても手詰まりだよね。

まぁ駆け出しのラッパーの1stなんて名刺代わりだからこんなもんでしょう。


さて、今度は2ndの手売りだ。

当然ながら1stと同じ手順での手売り販売が始まる。

が、何故か1stの売り上げ枚数を超えられない。

何故だろう?

もう一度スマホのアドレス帳を見て気付く。

アドレス帳に登録されている数が1年前と変わってない!

イベントで見掛ける顔見知りも1年前と変わってない!

あらあら

この1年、新たな交友関係を築けていなかったよ。

出演以外ではクラブに顔も出さず、普段も昔馴染みの気の合うお友達と馴染みの場所でしか遊ばない。

これでは新規開拓なんて望めやしない。

全国のTSUTAYAやタワレコ等の店頭に並ぶ流通商品と違い、手売りのストリート版では個々の交友関係の数がモノを言う。

だから手売りで売れた数がそのまま地元の「支持率」につながる。

1000枚売れれば1000人の支持者がいる証拠であり、100枚しか売れなければその程度ってこと。

手売り枚数で2ndが1stを超えられないってのはストリート・アーティストとしての失格を意味する。

スキルや知名度は必ずしもセールスと比例しない。

ストリートで生きるのなら何にも増して大事なものは「交友関係」と「地元の支持」なんだよ。

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PROFILE

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埼玉under ground label
666CONNECTION BOSS

埼玉HIPHOPシーンで暗躍する最低で最悪な日本男児。

■イベント[666CONNECTION]主催
■イベントプロデュース、トラック制作、CD制作・販売、若手アーティストの育成などを行う。
■2014.9 1st アルバム[SAITAMA最前線]をリリース。
■2015.3 コンピレーション・アルバム[THA STREET VIBES]をリリース。

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