「作曲」の定義について - 666 from 666CONNECTION

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「作曲」の定義について

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「鼻歌で作曲出来るソフト」について書いたところ、読者から

Live 9

というソフトを紹介してもらった。

鼻歌をマイクで流し込むことでドラムやピアノに変換してくれるというものだが、「鼻歌を…」という本来の目的から

「好きなインストをマイクでそのまま流し込めば完璧な弾き直しが完成するのでは?」

という発想に辿り着いた。

更に

「では、作曲というものの定義は?」

なんてところに。

原曲のドラムラインやピアノメロなど一部分を拝借するサンプリング。

原曲を丸々弾き直してしまう。

鼻歌やイメージを伝えてエンジニアに作曲させる。

浮かんだメロディラインをプロのピアニストに弾かせる。

どこまでが作曲なんだろ?ってね。

俺は自分の発想を自分の指で鍵盤叩いて全ての曲を作って来たが、ストリングスもドラムもトライトンの鍵盤を叩いて出している
のであって実際にドラムを叩いているわけでもバイオリンを弾いているわけでもない。

しかもミスタッチはパソコンの画面上で修正している。


「頭に浮かんだメロディを音符にして紙に起こす」

これが作曲の原点であるならば「音符にして紙に」を「ソフト」に代えれば現代の作曲の定義が成り立つ。

つまり実際に楽器を叩いたり鳴らしたりする必要はない、ということだね。

そこから先は「演奏家」の仕事。


「自分で鍵盤も叩かず浮かんだメロディやイメージを演奏家に弾かせる」

という手法が

「作曲とは言えないだろ」

という自身の考えを修正する必要があるのかな?

勿論

「他人の曲の一部または丸々拝借する」

という手法が

「作曲とは言えない」

との持論は譲れないが…

つまり

自分の頭の中で作り上げたメロディなら自分で弾こうが他人やソフトに作らせようが、それは全て

「作曲=トラックメイク」

であり、サンプリングや他人の曲を丸々弾き直す手法は

「編曲=トラックリメイク」

といったところかな?


ん~

まだちょっと納得がいかない。

作曲=曲を作る、と書く。

イメージは具現化されて初めて意味をもつ。

音楽で言えばイメージを自ら音にして初めて作品としての意味を持つ。

その作業を全て自分でやってこそ作曲家と言えるんじゃなかろうか?

ん~

よく紹介される時に

「トラックメーカーの○○さんです」

と俺を指す人がいる。

が、こんなこと考えると

「俺は何なんだろ?」

と考えてしまう。


まぁ、こんな面倒臭いこと書いてはいても今まで通り作りますがね。

疑問を感じると「定義」について考えてしまう性分なもんでね。

コメント

No title

いつも更新楽しみにしてます。
Kozの記事で気になったのですが、元G Stae Entertainmentの所属のMARIAは今どうされているのですか?
日本のウエストコースト系の方々は本当にいきなり消えて消息不明になってしまうのでファンとしては残念で仕方無いです。

Re: No title

コメントありがとうございます。

元G Stae Entertainmentの所属のMARIAというアーティストですが、当方は存じ上げません。

勉強不足で申し訳ありません。

まず作曲、編曲の認識が間違ってます。歌メロ作った人=作曲、トラックメイク=編曲です!

Re: タイトルなし

ご教授ありがとうございます。

折角ですので「編曲」の定義についてご教授頂けたら有難いです。

宜しくお願い致します。

[BACK IN THE DAY]CLOCK&LAST PASS/666BEAT

この曲でクレジットを出すと

作詞:CLOCK&LAST PASS
作曲:CLOCK&LAST PASS
編曲:666

になります。

ヒップホップ系のトラックメイカーは作曲、編曲を勘違いしてるんですが作曲はメロディーを付ける事を指します。バックミュージックを作るトラックメイカーは編曲の事を指します!


あとlive9の変換機能ですが完全にはコピー出来ません。読み込んだ曲のコードからぼんやり音を鳴らしてくれる程度です!

Re: タイトルなし

なるほど…

作曲=メロディ
編曲=伴奏(ベースやドラムなど)
という考えでしょうか。

例として挙げられた[BACK IN THE DAY]CLOCK&LAST PASS/666BEATのクレジット

作詞:CLOCK&LAST PASS
作曲:CLOCK&LAST PASS
編曲:666

に於いては主旋律となるメロディを666が作ったものの歌い手がそのメロディを無視して歌ってしまえば[作曲:666]とは言えない、ということなのですね。
つまりこの曲で666の役割は伴奏を付けただけということになりますね。

現在、著作権の登録は「作詞者」と「作曲者」の2通りしかなく「編曲者」には印税が支払われません。
つまりHIPHOP系のトラックメーカーのほとんどが著作権利を有しない、と。

なるほど。
ありがとうございました。


Re: タイトルなし

ありがとうございます。

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PROFILE

666 from 666CONNECTION

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埼玉under ground label
666CONNECTION BOSS

埼玉HIPHOPシーンで暗躍する最低で最悪な日本男児。

■イベント[666CONNECTION]主催
■イベントプロデュース、トラック制作、CD制作・販売、若手アーティストの育成などを行う。
■2014.9 1st アルバム[SAITAMA最前線]をリリース。
■2015.3 コンピレーション・アルバム[THA STREET VIBES]をリリース。

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